花粉症との闘い -舌下免疫療法を始めて-

執筆者:

カテゴリ:

結論

 現在、舌下免疫療法にて4年ほど治療を行っている最中でシダキュアスギ花粉舌下錠5000Jを服薬中。舌下免疫療法前は耳鼻科の薬で対症療法をしていたが、正直効果が出ているのかどうか分からない程度の効果だった。現在は舌下免疫の薬を服薬するくらいで、スギ花粉のハイシーズンに対症療法の薬を飲まなくても良くなった。たまに鼻水やくしゃみが多くなることがあるのでその際は頓服薬を服用して対処している。

発症?と症状の程度

 大体どの程度の症状の人が上記程度になったのか、参考のために花粉症に苦労し始めた時期から舌下免疫療法開始までの、症状の程度を記してみようと思う。

小学校高学年

 気付いたら花粉症になっていた。この頃からティッシュは手放せなくなる。鼻に関するトラブル(後述)もあるが、この時更に酷かったのは目のかゆみだった。点眼薬も出ていたがかゆみが鎮まる事はなく、目を搔きすぎないように注意していても搔いていた。そのせいで目の最表面の粘膜が剥がれ、白目が緩くなっていた(正確な表現か分からないが)。目を洗っても、保冷剤で冷却しても収まらず、医者から搔きすぎと言われる始末だった。結構グロい状態。

中高時代

 目の症状は軽くなった(痒みはあるが粘膜を剥がすほどではない)が、鼻水に関しては変わらずダダ漏れだった。基本朝から晩まで、夜寝ている最中も鼻詰まり。鼻水が際限なく垂れてくるので鼻をかむがキリがない。そして鼻をかみすぎて耳をやる。部活で体をガンガン動かしている最中とお風呂に使っている間だけ鼻呼吸ができる状態。睡眠時は口呼吸になり喉をやるので保湿を兼ねてマスク着用で寝るのが日課となる。学校には箱ティッシュ持参。卒業式の練習は箱が持参できないので大変苦労した。

社会人

 社会人になってほんの少し症状が軽くなった。大人になって免疫が落ちた?免疫反応が落ち着いた?のか、土地が変わったからかは不明。ただし地元に帰るとやはり症状が重くなるので両方原因として考えられそう。相変わらず鼻水が出るので発塵物が持ち込めない区域はティッシュが持ち込めないので詰む。打ち合わせ時は鼻水をかみにくいし、クシャミ連発しすぎて大変申し訳ない気持ちになる。小学生から通してだが基本この季節は口呼吸、鼻声。

薬履歴

中高生(一番古い履歴)

 服薬していても大変不快な症状が出ていた。かといって服薬をやめた場合どの程度酷い症状になるかわからないので念のため服薬していた状態。

  •   オキロット30mg
  •   セレスタミン配合錠(頓服として)
  •   パタノール点眼液0.1%
  •   ナゾネックス点鼻薬50μg

社会人

 引っ越したこともあり、様々な病院で様々な薬を試した。時には漢方も。正直どれも変わらなかった気がする。※1

  •   アルビード錠20
  •   アラミスト点鼻液27.5μg
  •   パタノール点眼薬0.1%

  •   ツムラ小青竜湯エキス顆粒
  •   ビラノア錠20mg
  •   エリザス点鼻粉末200μg
  •   アレジオン点眼液0.05%

  •   オロパタジン塩酸塩OD上
  •   モメタゾン点鼻液50μg
  •   プランルカスト錠225

  ※1お薬手帳にこの組み合わせが割とよかったと記載があり。

社会人

 スギ花粉の舌下免疫療法を開始後。基本スギ花粉オフシーズンは舌下免疫療法のみ。ハイシーズンは+対症療法の服薬。

  •  シダキュアスギ花粉舌下錠2000J

  • シダキュアスギ花粉舌下錠5000J
  • ベポタスチンベシル酸塩OD錠10mg
  • モメタゾン点鼻液50μg

  • シダキュアスギ花粉舌下錠5000J
  • エンペラシン配合錠(頓服)

  • シダキュアスギ花粉舌下錠5000J
  • モメタゾン点鼻液50μg

舌下免疫療法の開始

 舌下免疫療法を開始したのは11月から。私は以前別の病院でアレルギーの血液検査をしており、その結果を先生に確認頂き舌下免疫療法を開始した。舌下免疫療法を始めるにあたって、アレルギー検査は必要な様子。最初はシダキュアスギ花粉舌下錠2000Jという比較的弱い薬から。確か最初の1回目は院内で服薬し、30分程度様子を見た後先生の診察を受けた。そこで問題がなかったため1週間分の薬を受け取り家で服薬することとなった。この1週間は服薬後に喉のイガイガ感が発生した。5分もすればなくなるので問題なし。

 その後シダキュアスギ花粉舌下錠5000Jを30日分処方された。2000Jよりアレルゲン量が多いからか、前週の終わりには収まりかけていた服薬後の喉のイガイガ感が復活した。ただし今回も5分程度すれば症状がなくなるので問題なし。服薬開始して3か月くらいで初のスギ花粉ハイシーズンを迎えるが、まだ目に見えた効果は見えなかった記憶。若干楽か…?。5月から始めた同僚は目に見えて効果があった様子。

  •  1年経過後シダキュアスギ花粉舌下錠5000Jを45日分処方されるようになった。1年3か月経過後(服薬開始後2回目のスギ花粉ハイシーズン)は、例年より若干楽だった気がする。
  •  2年経過後シダキュアスギ花粉舌下錠5000Jを60日分処方されるようになった。
  •  3年3か月経過後(服薬開始後4回目のスギ花粉ハイシーズン)は、毎日服用するタイプの対症療法薬は飲まなかった。症状が酷かった時用の頓服薬のみで乗り切った。頓服薬も数回しか使用しない程度には症状が軽くなった。

服用方法と飲み忘れ防止について

 大前提として服用方法は医者の指示に従ってください。シダキュアスギ花粉舌下錠5000Jは舌下に入れて5分間保持し、その間は飲み込まず、また飲食はしないことになっている。また毎日服用するものだが結構忘れる。そこで私は朝9時に毎日服用することにした。慌ただしい朝は通勤準備等で忘れ、帰宅後は家事で忘れるためである。平日は会社、休日は家で服用することにした。また今日服薬したか自体を忘れることもあるので、お薬手帳(アプリ版)を活用した。こちらは毎日定時に服用の通知を出してくれ、また服用履歴を付けられるので怠惰で忘れやすい私にとって必須のアプリとなった。

全国の薬局・病院で使える無料のおくすり手帳アプリ【EPARKお薬手帳】

金額(参考まで。健康保険適用後3割負担の金額)

  •  シダキュアスギ花粉舌下錠5000J 30日分
  • 診察料660円
  • 薬代 2020円
  •  シダキュアスギ花粉舌下錠5000J 60日分
  • 診察料670円
  • 薬代 3340円

まとめ

 社会人初期と比較しても、かなり症状が抑えられているのでかなり満足しています。副作用は最初期の喉のイガイガ感くらいですし、金額も5年続ければ15万円程度見ていればよいくらいでしょうか。保険適用になってくれて本当に良かったです。舌下免疫療法の治療が完了すればハイシーズンの込み合う耳鼻科に通わなくて済むので時間や対症療法のお金も節約できるので、舌下のお金もペイできそうです。またスギ花粉ハイシーズンに災害が発生して対症療法の薬が手に入らなくなった場合を考えると災害対策にも?なりそうです。

 シダキュアが不足して新しく舌下免疫療法を始められない場合もあるようですが、私はお勧めします。