はじめに
FJR1300のセルモーター交換の記事です。FJR1300の故障、修理一覧は以下を参照ください。

YAMAHA FJR1300 故障、修理一覧 | 酒と生きる
セルモーター交換
症状ですが、最終的にセルスイッチを押してもエンジンが掛からなくなりました。今思うとセルの故障が原因なのか、症状初期はバッテリーが上がりやすかったです。後々バッテリーが上がりの様にセルの回りが弱々しくなりはじめ、最後はエンジンがかからなくなりました。詳細は後述。セルプッシュは祈り。
発生当時の年式、距離、年数
- 年式 :2006年
- 走行距離:59,000km
- 経過年数:19年
金額
- 部品代:22,000円
- 工賃 :38,500円
今回バイク屋さんで交換頂いた部品はセルモーターとバッテリー配線です。セルモーターはモーターの磁石が砕けていたらしく、良くバイク屋さんまで辿り着けたなという状態でした。エンジンが大きいので排熱や振動で磁石が剥離→砕けたのかもしれません。砕けたといっても異音はしなかったと思います。バッテリー配線は経年劣化かモーターの過電流が原因か分かりませんが、多少溶けていた様です。そのまま乗り続けるのは危険なため配線を自作頂き交換しました。
修理後
修理後一発でセルが回り、エンジンが掛かるようになりました。セルモーターは社外部品に変更しました。純正より半額程度安かったです。新品故か社外故か不明ですが以前より圧倒的に回りが良くなりました。従来品が「キュルキュルキュル」に対し、新品社外は「キュキュキュキュキュ」て感じです。不安なく一発でエンジンがかかるのは気持ち良いですね。
このセルモーター交換の際に、プラグ交換も行って頂きました。セルモーターはタンクやらなにやらを外してやっとアクセル出来る位置だったそうなので、一緒に交換してしまいました。再度プラグ交換単体で行おうとするとかなりの工賃が掛かりそうなので同時に行うことをお勧めします。
以下不動に至るまでの経緯かつ整備無精の余談エピソードです。※特に読まなくて大丈夫です。元々定期的に乗る事が無いので最初はバッテリー上がりかと思っていたのですが、バッテリー上がりにしては長距離乗ってもセルの回りが弱いままの事があり、若干の違和感はありました。それでもバッテリー充電して乗れてしまうのでそのままにしていたのですが、遂にキャンプ場でセルが回らなったあたりで本格的にどこかの故障を疑いました。100km以上走行したにも拘わらず、翌朝に明らかにセルの回りが悪くエンジンがかからず、結局キャンプ場管理人さんの軽トラでジャンプして何とか帰宅しました。またその直後に車検があったのでバッテリー充電の上陸運局に行ったのですが、陸運の目の前のコンビニでエンジンがかからずレッカー搬送。翌週バッテリー交換の上車検を行ったのですが、車検レーンを出た直後に再度エンジンを掛けようとした所不動車になりました。車検レーンは走行風が当たらないのでエンジンには厳しい状況かと思うのですが、どうやらそれでトドメを刺したようです。その後1時間ほど放置して冷却したら何とかエンジンがかかってくれたのでバイク屋さんに持ち込みました。着いてから再度セルを回そうとしましたが動きませんでした。最後に頑張ってくれたんやなぁ。。。
バッテリー上がりを疑うシチュエーションでもしかしたら、と思う方はバイク屋さんに持ち込んだ方が良いです。上記の様なしなくて良い苦労をする羽目になりますので笑。祈りのセルプッシュはもうしたくない。